(1998年5月)
実際、成人したフリップは、弟にハンディキャップがあることで得ることが非常に多
いと言っています。フリップは、トニーの外向的な性格が幸いしてとても多くの友人いるこ
とを知っています。それもあって、フリップは他人が自分をどう見ているかについてあれこ
れ悩むことをやめようと決心したようです。トニーのように!!
時が経つに連れ、二人の息子達はお互いを認め合い、お互いの才能や天分に対して尊
敬し合うようになりました。トニーはウイリアムス症候群であることに慣れ、楽しめるよう
になってきました。否定的な意味合いで直接自分に対して言われさえしなければ、「発達遅
滞(retarded)」という言葉に対しても困惑することはなくなりました。「60 Minutes」
のような報道番組で話し合われている場合であれば、彼はその言葉を議論の一部として受け
入れることができます。
長々と書きすぎたようですが、私のお話が少しでも役に立てばと思います。このよう
なことについてオープンに話し合うと言うことは、私たちの家庭ではとても普通のことだ感
じています。
読んでいただいてありがとうございました。
親愛なるジュリー・ページ(Julie Page)より