カイルが働く



アメリカのウィリアムズ症候群協会(WSA)の会報に掲載されていた記事です。

(2002年7月)

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Kyle Walker Goes To Work

By Mark and Susan Walker
"Heart to Heart", Volume 19 Number 2, May 2002, Page 20

息子のカイル(Kyle)がウィリアムズ症候群という診断を受けたのは生後2週間目でした。最初に心臓医が心カテーテルの結果から判断し、数週間後に遺伝科の医師がその診断を確定しました。彼の一生が困難の連続であることはわかっていました。わかっていなかったことはその成果で、期待をしていた一方で、どのような大人になるか心配もしていました。

2001年7月30日にKyleは18歳になり、成人した我が子に対して前ほど心配することはなく、希望が持てるようになりました。息子は“Chick-Fil-A”に数年間勤めると同時に、公立高校のマグネットプログラム(magnet program)の一つである料理芸術(Institute of Culinary Arts)学校にも通っています。勤め先の上司も学校の先生も息子の発揮する成果に感激しています。彼等は次々と息子に課題を与えてくれ(まるでチェーンソーのようです)、息子は技術を習得し続けています。

息子がフルタイムの仕事につき、一人で生活し、ほとんどの時間を幸せに暮せる時が必ず来るという確信が持てるようになりました。



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