アンドレア・ウェイナートが書いたサンタへの手紙
WSAのニュースレターに掲載されていた手紙です。
(2002年3月)
−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−
Andrea Weinert's Letter To Santa
"Heart to Heart" Volume 19 Number 1 January 2002, Page 24
サンタさんへ
私は馬が欲しいの。妊娠している牝馬で、私にぴったりの大きさで、額に星がついててほしいわ。色は栗毛、クリーム、灰色、パロミノ、鹿毛、黒が混じっていているといいな。とても素敵ね。でも、ポニーはだめよ。
見つけた中では一番おとなしいのがいい。血統はルジタノかアラブかサラブレッドかアッパルーサね。よく調教されていて、ちょっぴり気が強くて、カリフォルニアに住んでいて、子どもが好きで、あまり跳ね回らない。そうすれば楽しい乗馬ができて、うれしいわ。
お願いします、私に1頭ください。きっと私のための馬がいると思うの。
愛するアンドレアより。
アンドレアの母親であるスー(Sue)によれば、アンドレアはつい最近まで読み(書き)に苦労していました。馬に関することなら何にでも興味を持ち始めてから、本を読むようになりました。今では馬について豊富な知識があって人々を驚かせています。読み書きが短期間で上達したことは両親の自慢でもあります。ウェイナート家は最近アラスカからカリフォルニアに引越したので、サンタクロースが実在しないことをアンドレアは知っていますが、それでもこの手紙を書かずにはいられなかったのです。がんばれ、アンドレア。
訳者注:
パロミノ(Palomino)はたてがみと尾が白い淡黄褐色の馬のこと
ルジタノ(Lusitano)は不明。
アッパルーサ(Appaloosa):北米産の馬で白毛に黒班がある
目次に戻る