Williams症候群、僧帽弁閉鎖不全に発症した活動期感染性心内膜炎に対する僧帽弁形成術



小出昌秋、國井佳文、梅原伸大、渡邊一正、杉浦唯久
社会福祉法人聖隷福祉事業団聖隷浜松病院
第145回日本胸部外科学会 関東甲信越地方会要旨集 19ページ
2008 年 2 月 9 日

症例は15歳女児。診断はWilliams症候群、僧帽弁閉鎖不全症。不明熱にて入院、精査の結果MSSAによる感染性心内膜炎と診断。経過中に頭痛を訴えMRI検査にて脳膿瘍を併発しており、心エコー上左房後壁に脆弱な疣贅を認めたため準緊急的に手術を行った。左房内感染組織除去と人工腱索による僧帽弁形成術を行い、術後経過は良好であった

(2008年10月)



目次に戻る