幼児におけるアダムキービッツ動脈近傍の重大な大動脈縮窄症のステント留置術
Stenting of Significant Aortic Coarctation Near Artery of Adamkiewicz in a Toddler.
Chen D(1), Tajchman U(2), Burch G(1), Kaufman J(1), Shalhub S(1), LaBarge S(1), Huang JH(1), Holmes KW(3).
Author information:
(1)Oregon Health & Science University, Portland, Oregon, USA.
(2)Children's Heart Center of Central Oregon, Bend, Oregon, USA.
(3)Oregon Health & Science University, Portland, Oregon, USA. Electronic address: holmesk@ohsu.edu.
JACC Case Rep. 2025 Aug 20;30(24):104672. doi: 10.1016/j.jaccas.2025.104672.
症例の概要:横隔膜のレベルで大動脈の腹部縮窄が判明した4歳の女児患者について説明する。正常な成長と最小限の症状にもかかわらず、患者は上肢から下肢への血圧勾配が著しく、高血圧を発症した。患児はステント留置に成功し、合併症を伴わずに大動脈径と圧力勾配の顕著な改善を達成した。
議論:遠位大動脈縮窄症の小児症例はほとんど報告されておらず、多くはウィリアムズ症候群などの先天性疾患を伴っている。特に解剖学的に複雑な小児において、開腹手術対経皮的ステントのアプローチ選択に関しては、大きな論争が残っている。
持ち帰りメッセージ:アダムキービッツ動脈付近の腹部縮窄は非常に稀である。処置前の慎重な画像診断と学際的な計画により、安全なステント移植が可能になるが、再狭窄と血管の成長を監視するには経過観察が必要である。
(2025年8月)
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