ウイリアムズ症候群に対する新生児期の術後再発性縮窄に対する複合大動脈形成手術
Composite aortoplasty for recurrent coarctation after neonatal repair in Williams syndrome.
Marks JL, Mitchell MB, Campbell DN, Toews WH.
Department of Surgery, University of Colorado Health Sciences Center, Denver, Colorado, USA.
Ann Thorac Surg. 2004 Jan;77(1):319-21.
ウィリアムズ症候群においては大動脈弁上狭窄治療が最も頻繁に手術を必要とされる。しかし。生後数ヶ月の期間において外科手術を必要とする患者においては縮窄修復が最も共通的に観られる。新生児時点で大動脈の縮窄修復術を受けた後、5ヶ月後に再拡張手術が必要となったウィリアムズ症候群児に関する報告を行う。左胸を開胸し、人工心肺を使い血液循環を停止して、左鎖骨下動脈複合フラップと同種移植片パッチを用いた大動脈弓及び下行大動脈の形成手術を行った。ウィリアムズ症候群新生児に初めて縮窄修復術を実施する場合、事前に大動脈弓及び下行大動脈を解剖学的に詳細な検査を行うことを薦める。
(2004年2月)
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