小児大動脈弁上狭窄症に対する2治験例



入谷 敦、赤坂 伸之、角浜 孝行、郷 一和*、永峯 晃、小久保 拓、内田 恒、羽賀 將衛、東 信良、稲葉 雅史、笹嶋 唯博

旭川医科大学第一外科、同救急部 *

Japanese Journal of Thoracic and Cardiovascular Surgery 第52巻 増刊号、5ページ(2004年3月)

Williams症候群に伴う大動脈弁上狭窄症2例を経験した。両例ともに心停止下に、Shelfの切除と逆Y字型自己心膜パッチにて狭窄を解除した。いずれも充分な狭窄の解除が得られたが、1例に術後脳動脈攣縮が原因と思われる小脳梗塞を認めた。

(2006年5月)



目次に戻る