Williams症候群に合併したMRを人工腱索再建にて治療した一例
志村信一郎1)、須藤幸雄1)、松居喜郎2)
1)医療法人社団松和会池上総合病院 心臓血管外科
2)北海道大学病院 循環器外科
第140回日本胸部外科学会 関東甲信越地方会要旨集 (2006年12月2日)
症例は15歳女性。染色体検査でWilliams症候群の診断。心臓超音波検査でAML prolapseを伴うmassive MRを認めた。術中所見でA3はhypoplasiaで一部すだれ様。計4対8本の人工腱索再建。更に28mm Carpentier-Edwards physio ringを縫着。術前後でNYHA V→T、MR W→Tと改善した。
(2007年3月)
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