ウィリアムズ症候群成人における肺動脈ステント挿入
Pulmonary Arterial Stent Implantation in an Adult with Williams Syndrome.
Reesink HJ,Henneman OD,van Delden OM,Biervliet JD,Kloek JJ, Reekers JA,Bresser P
Department of Pulmonology, Academic Medical Center, University of Amsterdam, F5-144, PO Box 22700, 1100, DE, Amsterdam, The Netherlands, h.j.reesink@amc.uva.nl.
Cardiovasc Intervent Radiol. 2007 Apr 3; [Epub ahead of print]
ウィリアムズ症候群の特徴である肺動脈狭窄のために、慢性的血栓塞栓性肺高血圧とよく似た右心室機能障害と肺高血圧を呈する38歳の患者の症例を報告する。患者はバルーン血管形成術とステント挿入術で治療を受けた。手術直後の経過観察期間において狭窄の開存性が良好で臨床的にはまったく問題が無かったが、まさにバルーン血管形成術を実施した箇所で再狭窄が始まった。この狭窄に対しても成功裏にステント挿入術が実施された。ステントの開存性は最初の手術から3年間維持された。
(2007年4月)
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