ウイリアムス症候群における,増加傾向にある泌尿器に関する症例と泌尿器の機能障害



Increased prevalence of urinary symptoms and voiding dysfunction in Williams syndrome

Schulman SL; Zderic S; Kaplan P
Department of Pediatrics, Children's Hospital of Philadelphia,
University of Pennsylvania School of Medicine, USA.
J Pediatr (UNITED STATES) Sep 1996, 129 (3) p466-9, ISSN 0022-3476
Languages: ENGLISH Document type: JOURNAL ARTICLE


総合病院にかかっているウイリアムス症候群の41人の患者の内13人(32%)が 泌尿生殖器に症状を持っているといわれている。めだった特徴は、排尿回数の増加と日中 の「おもらし」である。4人は腎臓に憩室があり、排尿力学検査の結果として制御できな い排尿収縮が見られた。排尿圧力の上昇・異常な腎臓基質・憩室の存在等の間に関連があ るのではないかと考えている。臨床的症状と適切な尿力学調査を通じて泌尿器の機能障害 を早期発見することにより、排尿訓練方法と抗コリン作動薬の投薬を行なえば、医学的に も社会的にも排尿パターンを改善できる。



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