ウィリアムズ症候群における計算能力:アナログ量処理機構と言語検索機構の解離



Numerical abilities in Williams syndrome: Dissociating the analogue magnitude system and verbal retrieval.

Krajcsi A, Lukacs A, Igacs J, Racsmany M, Pleh C.
University of Szeged, Institute of Psychology, Szeged, Hungary.
J Clin Exp Neuropsychol. 2008 Jul 11:1-8. [Epub ahead of print]

アナログ量処理機構と言語検索機構という2つの計算機構について、簡単な加算、簡単な乗算、数比較の3種類の課題を用いてウィリアムズ症候群を対象に調査した。適切な対照群を選ぶにあたって新しいマッチング方法を利用した。ウィリアムズ症候群のグループでは加算と乗算課題は相対的に速いが、数比較では遅い。比較課題において逆数効果は観察されず、数差効果は対照群より大きい。この知見はウィリアムズ症候群においては、アナログ量処理機構には障害があるが、言語検索機構の障害の程度は小さいというプロフィールがることを示唆している

(2008年7月)



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