行動を超えて:ウィリアムズ症候群は社会的不安をあまり感じないのか?

Beyond Behaviour: Is Social Anxiety Low in Williams Syndrome?

Dodd HF, Schniering CA, Porter MA.
Macquarie Centre for Cognitive Science, Macquarie University, Marsfield, Sydney, NSW, 2109, Australia, hdodd@maccs.mq.edu.au.
J Autism Dev Disord. 2009 Jul 10. [Epub ahead of print]

立った社会的行動を示す。本研究はウィリアムズ症候群において社会不安が異常なほど少ないのかどうかを確認すると共に、ウィリアムズ症候群に全般性不安(generalised anxiety)は増大しているというこれまでに指摘されている知見の両方に対して、両親および本人の報告を元に分析を行なった。12歳から28歳の15人のウィリアムズ症候群患者にスペンス子供用不安尺度(the Spence Children's Anxiety Scale (SCAS) )と子供用不安自動思考尺度(the Children's Automatic Thoughts Scale(CATS))を書いてもらった。彼らの回答を、臨床的不安症のグループ、および精神年齢を一致させた対照群と比較した。今回の結果から、正常に発達している子供に比べて、ウィリアムズ症候群は社会的不安が異常に少ないくはない一方で、全般性不安徴候や身体的脅威に対する心配の両方が増大していることが判明した。

(2009年8月)



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