ウィリアムズ症候群の認知能力に関する縦断的研究



A longitudinal study of cognitive abilities in williams syndrome.

Porter M, Dodd H.
Department of Psychology, Macquarie University, Sydney, Australia.
Dev Neuropsychol. 2011 Feb;36(2):255-72.

この縦断的研究ではウィリアムズ症候群の認知能力を5年以上の期間に渡って同じ一連のテストを2種類のテスト機会で実施することで評価した。目的は絶対的能力レベルおよび相対的長所と短所が時間とともに一定であるかどうかを調べることである。27人のウィリアムズ症候群被験者が、ウッドコック・ジョンソン改訂版認知能力検査(WJ-R COG, Woodcock & Johnson, 1989, 1990)を用いて評価された。その結果いくつかの能力は発達とともに進歩するが、普通の発達をした同年代の子どもとくらべてゆっくりである。認知能力の長所や短所は、少なくともWJ-R COG検査を用いて測定できる能力をみるかぎり一貫している。

(2011年3月)



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