ウィリアムズ症候群の二次確信属性:正常か、それとも障害を受けているのか?



Second-order belief attribution in Williams syndrome: intact or impaired?

Sullivan K, Tager-Flusberg H
Eunice Kennedy Shriver Center, Center for Research on Developmental Disorders,Waltham, MA 02452, USA. ksullivan@shriver.org
Am J Ment Retard 1999 Nov;104(6):523-32

ウィリアムズ症候群の子どものグループに対して二次精神状態の属性(Second-order mental state attribution)を調査した。この子どもたちを、年齢・知能指数・言語能力の 一致するプラダ・ウィーリー症候群(Prader-Willi syndrome)や原因がわからない精神遅滞 の子どもたちのグループと比較した。被験者たちは二次推量課題(a second-order reasoning task)を2回行った。このテストの結果からは、ウィリアムズ症候群とプラダ・ ウィーリー症候群やその他の精神遅滞との明らかな違いは見られなかった。この結果は、 ウィリアムズ症候群の人は心の理論(an intact theory of mind)に障害を受けていないと いうこれまでの見解と著しく違っており、二次精神状態属性に関してウィリアムズ症候群 の子どもたちは他の精神遅滞を持つ子どもたちのグループと同じ程度であることを示唆し ている。

(1999年12月)

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