ウィリアムズ症候群の子どもおよび青年の精神病理および行動面の問題:認知機能との特徴的な関連



Psychopathology and behavior problems in children and adolescents with Williams syndrome: Distinctive relationships with cognition.

Os?rio AA(1,)(2), Rossi NF(3), Gon?alves ?F(2,)(4,)(5), Sampaio A(2), Giacheti CM(3,)(6).
Author information:
(1)a Center for Biological and Health Sciences , Mackenzie Presbyterian University , S?o Paulo , Brazil.
(2)b CIPsi-School of Psychology , University of Minho , Braga , Portugal.
(3)c Post-Graduate Program in Speech Language Pathology and Audiology , S?o Paulo State University (UNESP), Campus of Mar?lia , S?o Paulo , Brazil.
(4)d Department of Physical Medicine & Rehabilitation , Spaulding Rehabilitation Hospital & Massachusetts General Hospital, Harvard Medical School , Charlestown , MA , USA.
(5)e Applied Psychology Department, Bouv? College of Health Sciences , Northeastern University , Boston , MA , USA.
(6)f Department of Speech, Language Pathology and Audiology , S?o Paulo State University (UNESP) , Mar?lia , Brazil.
Child Neuropsychol. 2016 May 25:1-11. [Epub ahead of print]

いくつかの研究によればウィリアムズ症候群に存在する精神病理および行動面の問題が高い頻度でみられると記載されている。しかし、認知発達とこれらの兆候の間の関連性はさらに精査する必要がある。我々の研究は、ブラジル人のウィリアムズ症候群患者をサンプルとして、行動面の問題のレベルおよびそれと認知機能との間のつながりに関する我我の治知見を拡大することを狙いとしている。合計25人のウィリアムズ症候群の子どもおよび青年と彼らの両親が研究に参加した。被験者の知能指数はウェクスラー知能検査(子ども向けあるいは成人向け)を用いて検査し、精神病理/行動問題に関する両親のレポートは子供行動チェックリスト(the Child Behavior Checklist (CBCL))を用いて収集した。臨床的に有意な注意欠陥問題の存在が、我々が調査対象としたウィリアムズ症候群の子どもおよび青年における主要な特徴であった。子どもにおいては知能指数が高いほど、あまり外面化していない問題との関連が有意に高く、一方で青年において、認知能力はあまり内面的ではない兆候と関連することが判明した。これらの結果は、ウィリアムズ症候群における精神病理および行動面の問題と認知能力との間の関連に対してさらなる洞察を与えてくれるとともに、これらの関連を分析する際に年齢を考慮にいれることの必要性を示唆している。

(2016年6月)



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