どのような身振りでウィリアムズ症候群の認知障害が明らかになるのか



What gestures reveal about cognitive deficits in Williams Syndrome.

Mastrogiuseppe M(1), Lee SA(1)(2).
Author information:
(1)a Center for Mind/Brain Sciences , University of Trento , Rovereto , Italy.
(2)b Department of Bio and Brain Engineering , Korea Advanced Institute of Science and Technology , Daejeon , Korea.
Dev Neuropsychol. 2017;42(7-8):470-481. doi: 10.1080/87565641.2017.1393685.

身振りは空間的情報を話したり考えたりする際の中心的役割を担う。本研究の最終目的は、空間障害がありながらコミュニケーションが維持されている遺伝子疾患であるウィリアムズ症候群における身振りの機能を調べることである。本研究の対象者は11人のウィリアムズ症候群患者と22人の正常に発達した対照群であり、物語課題に取り組んでもらった。我々はオフラインでの身振りの創出と、その身振りと言語や空間的情報との関連を分析した。対照群と比較して、ウィリアムズ症候群の患者は表現としての身振りをより多く創出し、その内容は予測的、補足的であり、また身振りだけのコミュニケーションもあった。ウィリアムズ症候群の患者が創出した身振りは、特に空間的内容を表現する際の代償的役割を提供している。

(2018年3月)



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