ウィリアムズ症候群の幼児における認知と行動のプロフィール
Cognitive and behavioral profile of Williams Syndrome toddlers.
Braga AC(1), Carreiro LRR(1), Tafla TL(1), Ranalli NMG(1), Silva MFCE(1), Honjo RS(2), Kim CA(2), Teixeira MCTV(1).
Author information:
(1)Programa de Pos-graduacao em Disturbios do Desenvolvimento, Universidade Presbiteriana Mackenzie - Sao Paulo (SP), Brasil.
(2)Instituto da Crianca, Hospital das Clinicas, Faculdade de Medicina, Universidade de Sao Paulo - USP - Sao Paulo (SP), Brasil.
Codas. 2018 Jul 19;30(4):e20170188. doi: 10.1590/2317-1782/20182017188.
目的:
ウィリアムズ症候群の幼児における認知発達、受容言語能力、適応行動に関する指標の調査。
方法:
被験者は年齢が48ヵ月から72ヵ月、男女両方を含む8人のウィリアムズ症候群の幼児である。データを集める手段には、デンバー発達判定法U、ピーボディー絵画語彙テスト、Vineland-II適応行動尺度、1歳半から5歳及び6歳から18歳向けの子どもの行動チェックリスト、コロンビア知的能力検査、行動障害の評価尺度-01が含まれる。
結果:
主要な発達障害は微細運動能力と身の回りの世話をする能力に関連している。受容言語やコミュニケーション能力の障害はピーボディー絵画語彙テストとデンバー発達判定法Uのそれぞれで報告されている。介護者の報告によれば、不安と抑うつに関連する行動と情動の問題と、子どもの行動チェックリストによる注意欠陥尺度がある。
結論:
この幼児達は、注意欠陥多動障害や常同行動や攻撃的行動のような、適応機能と行動の障害、行動と認知の障害を呈する。
(2018年8月)
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