神経発達疾患には共通的に睡眠障害が見られる



Neurodevelopmental Disorders Commonly Presenting with Sleep Disturbances.

Shelton AR(1), Malow B(2).
Author information:
(1)Department of Neurology, Vanderbilt University Medical Center, 1161 21st Ave South, Medical Center North A-0118, Nashville, TN, 37232, USA. althea.a.robinson@vumc.org.
(2)Department of Neurology, Vanderbilt University Medical Center, 1161 21st Ave South, Medical Center North A-0118, Nashville, TN, 37232, USA.
Neurotherapeutics. 2021 Jan 5. doi: 10.1007/s13311-020-00982-8. Online ahead of print

睡眠障害を併発する神経発達疾患は数多くある。これらの神経発達疾患の多くはその疾患の診断基準に睡眠障害が含まれている。神経生物学的、遺伝学的あるいは環境因子などが重なることが、神経発達疾患の患者の様々な睡眠障害の原因となっている。介護者からは、不眠症や過眠症のどちらかを報告されることが多く、臨床履歴や診断テストの結果に基づくことで適切な診断が行える。臨床医は神経発達疾患患者それぞれ個別に異なる症状を理解することが肝心である。

キーワード:
自閉症;神経発達疾患;プラダー・ウィリー症候群;レット症候群;睡眠障害;ウィリアムズ症候群

(2021年1月)



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