知的障害者の側性。U - 21番染色体トリソミーとウィリアムズ症候群の患者における手・足・耳・目の側性
資料番号3-X-70の後続論文のようです。
(2006年8月)
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Laterality in persons with intellectual disability II. Hand, foot, ear, and eye laterality in persons with Trisomy 21 and Williams-Beuren syndrome.
Gerard-Desplanches A, Deruelle C, Stefanini S, Ayoun C, Volterra V, Vicari S, Fisch G, Carlier M.
Centre de Recherche PsyCLE (EA3273), Aix Marseille 1, France.
21番染色体トリソミー(62人)とウィリアムズ症候群(39人)の被験者に対して側性(手・足・耳・目)の評価を行った。利き手についてはカード到達課題も利用して評価した。対象群は184人の正常に発達した人々である。7歳から10歳および11歳から3歳の2つの独立した年齢グループに分けた。「21番染色体トリソミーは左利きあるいは両利きの患者が、正常に発達したグループより多く、ウィリアムズ症候群の場合は両者の中間である」という我々が以前調査したデータを確認した。遺伝子病である2つのグループには右足が利き足である割合が低い。手および足の一貫性の無さは両グループを特徴付ける。手と足の利き側が異なるケースは正常発達グループでは少ない。IQレベルの差と側性スコアとの関連は見られない。全体的な側性プロファイルは遺伝子病である2つのグループ間で同じではなく、21番染色体トリソミーの患者と正常に発達した人の間で最も大きな違いが見られた。
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