出生までに至った3回の妊娠を経験したウィリアムズ症候群の女性
Three live-birth pregnancies in a woman with Williams syndrome.
van der Tuuk K, Drenthen W, Moons P, Budts W.
Department of Cardiology, University Medical Center Groningen, Groningen, The Netherlands.
Congenit Heart Dis. 2007 Mar;2(2):139-42.
目的:
循環器系奇形を伴うウィリアムズ症候群女性が妊娠する事例はほとんどない。
方法:
ウィリアムズ症候群患者で出生までに至った3回の妊娠を経験した女性の事例を報告する。
結果:
非循環器系で主に胎児性の合併症を予測することが大切である。つまり、早産、出生時の超低体重の結果としての子宮内発育制限、先天性心疾患等の再発である。
結果:
今回報告した事例は、ウィリアムズ症候群の女性でも複数回の出生までに至る妊娠が可能であり、妊娠前および妊娠中に定期的な総合的診断が必要であることを示している。
(2008年4月)
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