ウィリアムズ症候群における読字と音韻に関する認識



Reading and phonological awareness in williams syndrome.

Menghini D, Verucci L, Vicari S.

Institute di Ricerca e Cura a Carattere Scientifico (IRCCS), Ospedale Pediatrico Bambino Gesu, Santa Marinella, Facolta di Scienze della Formazione, Corso di Laurea in Psicologia, Libera Universita Maria SS Assunta, Rome, Italy.

Neuropsychology. 2004 Jan;18(1):29-37.

本論文では、精神年齢を一致させた16人のウィリアムズ症候群患者と16人の正常に発達した子供に対して読字と音韻に関する認識能力(phonological awareness abilities(PA))、それと知能との関係を述べる。ウィリアムズ症候群患者は、節(passage comprehension)の理解力、検査したPAの一部分(音節の欠落、脚韻の発見)、非単語読字の正確性、記号素-音素変換(grapheme-phoneme conversion)測定などにいおいて障害が見られた。イタリアでは書かれた文字とその音読みの通常の関連は、読字を学ぶ初期段階においてもっともよく使われている教育方法であることから、後者の発見はとても重要である。

(2004年1月)



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