ウィリアムズ症候群と作業療法:ジミーの場合



ホームページに掲載さ れていました。詳細や背景がわかりませんので、「このような事例もある」程度に捉えてく ださい。

(2001年5月)

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OCCUPATIONAL THERAPY AND WILLIAMS SYNDROME
"JIMMY" A CASE STUDY

Patricia L. Tidwell
JUNE 6, 1998
名前:ジミー
年齢:6才
診断:ウィリアムズ症候群、高カルシウム血症
聴覚過敏症

家族歴: 医療歴: 評価: 知覚運動要素(Sensorimotor Components):感覚統合: 知覚運動要素:運動
  1. 粗大運動:デンバー発達審査テスト(Denver Developmental Screening Test)による ジミーの粗大運動能力は3才児レベルだった。骨盤の安定を必要とする能力(片足立 ち・けんけんなど)にはすべてに問題がある。
  2. 片手の機能(LATERALITY):ジミーの片手機能は良好である。
  3. 両手の統合:ジミーは両手を使う活動が苦手である。
  4. 微細運動の器用さ:デンバー発達審査テストによるジミーの微細運動能力は3才児 レベルだった。指の反復軽打(Repetitive finger flicking)を行うと筋緊張が高ま る。3の形をした人物画(3 figured man)を書かせると乱雑だった。
  5. 口腔運動制御(Oral-Motor Control):筋系は未発達で、催吐反射が強い。口を閉じ ていられない。
認知統合要素: 精神社会的要素: 治療方針: 治療方法: 問題一覧:長所
  1. 自分の世話が下手 A.家族のサポートがしっかりしている
  2. 粗大運動能力が劣る B.とても社会的である
  3. 微細運動能力が劣る C.音楽やダンスが好きである
  4. 自己管理機能が劣る D.コンピュータが好きである 注意力が散漫である。E.以前作業療法を受けた。
    攻撃的態度
    不安
  5. 触覚防衛(Tactile defensiveness)
目標:

長期的目標1: 短期的目標1: 短期的目標2: 長期的目標2: 短期的目標1: 短期的目標2: 長期的目標: 短期的目標1: 短期的目標2: 長期的目標: 短期的目標: その他の予告と禁忌:
  1. ジミーは新しい状況や大きな音他人への感情に対して興奮して暴力的になったり金 切り声を上げたり泣いたりする可能性がある。このような時にジミーが自分から休 憩をとりたいと言わせるようにしむける。
  2. ジミーに触れる時は、しっかりと触れる。
  3. ジミーはこの時点で動脈狭窄の診断は受けていないが、そのリスクは高い。年に一 回の定期検査を受けさせる。
  4. ジミーは重度の高血圧になるリスクも高い。
予後と成果


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