ジャレッド・フリーマンは4Hで一等賞になった



アメリカのウィリアムズ症候群協会(WSA)の会報に掲載されていました。

(2004年3月)

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ジャレッド・フリーマンは4Hで一等賞になった。

Jared Freeman Wins 4-H 1st Place
"Heart to Heart" Volume 21 Number 1, March 2004, Pgae23

5年生のジャレッド・フリーマンが通うクラスは、最近開催された4−H公開スピーチコンテストに参加しました。先生によればジャレッドはコンテストに上手に参加し、与えられた課題をきちんと理解していました。実際に、彼は努力が認められて一等賞のリボンをもらいました。誰ひとりとして彼のスピーチが即興だとは気が付きませんでした。与えられた話題は「世の中にいる悪人」で、母親によれば彼のスピーチは「次のようなもの」だったそうです。

世界中にたくさん悪い人がいます。テロリストは悪いことをします。他人のものを盗み、人を傷つけます。オサマ・ビン・ラディンのように。麻薬を売る人もいます。麻薬はだめです。警察はこのような人たちを追いかけて、麻薬を売ることをやめさせなければいけません。ホームレスの人たちもたくさんいます。夜になって道で寝なくてもいいように彼らには家が必要です。とても危険です。外には他の人を傷つけようと狙っている悪い人がたくさんいるからです。

このような悪い人たちがたくさんいるから、陸軍や軍隊は人々を守るために世界中に出かけていかなければなりません。彼らはテロリストたちが人々を傷つけようとたくらんでいる国々へでかけているので、夜になっても自分の家族や子供に会えません。警察官も夜中に仕事をしているので、夜に自分の子供に会えません。消防士はケガをした人たちを助けます。たくさんの警察官や消防士がワールド・トレード・センターで殺されました。このために陸軍や軍隊はテロリストをやっつけます。あいつらが人を傷つけないように。

大きくなったら消防士になって、ケガをした人たちやお家が火事になった人たちを助けたいです。火事にはいつも気をつけましょう。そして、もしお家が火事になったら、すぐに外に出て911に電話しましょう。「止まる、伏せる、転がる(Stop, Drop and Roll)」を忘れないように。

これでスピーチを終わります。夜更けに道をあるかないようにしましょう。麻薬を売る人とは友だちにならないようにしましょう。彼らは悪い人です。

母のドナ(Donna)によれば、ジャレッドは消防士がとても好きなのだそうです。消防士は彼が人生で一番気になることです。事実、ジャレッドは群集の中から消防士を探し出すと、自己紹介をして、消防士の仕事に関する知識の豊富さで驚かせ、10回のうちの9回は消防署に招待されることになります。

おめでとう、ジャレッド!



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