2004年のウィスパリング・トレイルズ音楽療法キャンプに6歳から11歳のキャンパー30人が参加した
米国のウィリアムズ症候群協会のニュースレターに掲載されていました。今回のキャンプについては、資料6-2-16「MUSIC THERAPY CAMP FOR EXPERIENCE FOR YOUNG CHILDREN AGES 6-11 に参加して」でも報告されています。
(2004年10月)
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30 Campers, age 6 through 11, attend the 2004 Whispering Trails Music Therapy Camp
"Heart to Heart", Volume 21 Number 2, December 2004, Page 16
6月19日、6歳から11歳までの30人のウィリアムズ症候群のキャンパー達はWSAが主催するウィスパリング・トレイルズ音楽療法キャンプに参加した。例年とはうってかわって気温が低かったが、キャンプの4日間は暖かい雰囲気と笑顔に満ちあふれていた。キャンパーは米国中(ミシガン州、イリノイ州、フロリダ州、インディアナ州、コロラド州などがその一例)とはるか日本から、この特別なキャンプの機会を楽しむために集まった。
キャンパー達は母親や父親、曽祖父母につれられて参加し、音楽・水泳・ボート遊び・工作などの活動やキャンプファイアー・特別ゲストなどを子供たちも保護者も楽しんだ。みんなのお気に入りは「5分間の人気者」と呼ばれる活動で、毎晩キャンパーとその仲間達が交代で演奏を披露する。キャンプの終わりまでには、キャンパーとその家族は、絞り染めのシャツや小さなトートバッグ、レインスティック(訳者注:Rain Stick:乾燥したサボテンの中に小石が入った楽器、雨だれや波のような音が出る)、ビーズ飾りを作って、お土産として家に持って帰り、キャンプ用のスクラップブックには一人ひとりが自分だけの絵を書いたページがある。最終日、キャンパー達はインストラクターやカウンセラーに伴われてすばらしいショーに出演し、音楽療法キャンプで学んだことを披露した。キャンパーとその両親は異口同音に、今年のキャンプは昨年よりずっとよくなったことと、来年のキャンプを楽しみにしていると述べている。
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