レンホフ博士からのメッセージ



2008年3月1日と2日の2日間、三重大学・順天堂大学小児科が主催して東京で「Williams Syndromeが集う“音楽の森”」が開催されました。順天堂大学・こどもの城・FM東京を舞台に、アメリカのウィリアムズ症候群協会(Williams Syndrome Association:WSA)の事務局長であるTerry Monkaba(テリー・モンケイバ)さんと、息子さんでウィリアムズ症候群のドラマーBen君を迎えて、アメリカと日本の子ども達の交流を行いました。以下はレンホフ博士からこのイベントに寄せられたメッセージです。

(2008年3月)

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2002年に日本で初めてウィリアムズ症候群音楽芸術キャンプが開催される時にお祝いのメッセージを送りました。今年には7回目のウィリアムズ症候群芸術キャンプを開く予定だと聞いてとてもうれしく思っています。

マサチュセッツ州レノックスにあるベルボアテラス(the Belvior Terrace csmp in Lenox, Massachusetts)でウィリアムズ症候群音楽キャンプが初めて開かれたのは1994年でした。それ以後、サン・アントニオ、ミシガン、アイルランド、スペイン、日本などでも開催されるようになりました。この3月に日本とアメリカのスタッフが協力して活動を行うと聞きましたが、とても良いことだと思います。きっとウィリアムズ症候群の音楽家達による全世界的なコンサートを企画する会議体が出来るのでしょうね。彼らの才能はとても精神的なものです。

ハワード・レンホフ(Howard Lenhoff):
カリフォルニア大学名誉教授、ウィリアムズ症候群音楽キャンプ及びバークシャー・ヒルズ音楽アカデミーの共同創設者



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