芸術プログラムにおける造形活動形式の提案
―「屋台」がはぐくむもの―



守山 紗弥加*、松本 金矢**、根津 知佳子***
*三重大学高等教育創造開発センター
**三重大学教育学部技術・ものづくり教育講座
***三重大学教育学部音楽教育講座
三重大学教育学部研究紀要 第67巻 教育実践(2016) 403-409頁

2002年よりウィリアムズ症候群の患児・患者と家族のための芸術プログラムを開催し、音楽活動を中心に、美術・ものづくり等を組み合わせた総合的な芸術活動を展開してきた。そこでは限られた時間の中で、発達段階や年齢の異なる参加者が自由に取り組めるように、「屋台」形式の活動を取り入れてきた。近年のプログラムでの造形活動を中心に、屋台形式の特徴やそれによって生起される参加者同士のつながりについて考察する。

(2017年11月)



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