"Heart to Heart" by WSA Volume14 Number 3 - December 1997 Page 28
ベッツィーは自分の障害のことを隠すどころか、面接の時にウイリアムス症候群を説明
したパンフレットを持参しました。母親もマネージャからいくつかの質問をされました。こ
のマネージャは、彼女の限界をよく理解するとともに、彼女のすばらしい天分についても気
が付いていました。彼らは喜んでベッツィーに仕事を与えました。
これまでのところ(2ヶ月が過ぎました)、とても良い経験になっています。彼女の直
接の上司であるホーリー(Holly)は、出勤の手助けをし、仕事を割り振り、一日の指示を与
えます。ベッツィーはお各様に挨拶をしながら店で働くこともあります。また、試着室で働
いたり、景品としてコーンフレークを手渡したりもします。先週の週末には、一人前のオー
ルド・ネイビィの販売員になるための一日講習会に参加しました。ホーリーは毎週彼女に勤
務予定の連絡を入れます。通常は土曜と日曜の二日間、1日4時間働きます。ベッツィーは
自分の仕事について次のように述べています。「新しい友達ができ、仕事を通じて出会う人
たちとお話できることが好きです。ハロウィーンの社員パーティに招待されましたが、とて
も楽しかったです。スタッフの皆さんはとてもよくしてくれます。これからどうするの?と
いうような質問をしてくれます。ホーリーも他の人もとても協力的で、この仕事を始めて、
とてもよかったと思っています。」
私たちは、普通とは違った部分を持つ人々を雇ってくれたことに対して、ギャップとオ
ールド・ネイビィに「感謝」します。これはひとりの若者に計り知れない影響を与えてくれ
ます。
(1998年4月)