このノートは、いろいろな方に協力をいただいて、ウィリアムズの子供の親が個人的に作成したものです。医学・教育等の専門家が作成したわけではなく、またそれらの専門家の検閲も受けていないということをご承知おき下さい。米国のWSA（Williams Syndrome Association）の英文資料などが中心ですが、訳が違っている可能性があります。また、原文自体が間違っていたり、古い情報だったりする可能性もあります。メーリングリストに流されているウィリアムズの人々の関係者の体験談もありますが、すべてが正しいというわけではありません。ウィリアムズ症候群自体が変化に富んだ症状をもっているために、ある人にはあてはまっても別の人にはあてはまらないということもたくさんあります。


特に、情報源を医学の専門誌に頼っていることから、このノートの医学情報は特殊な症例の割合が多くなる傾向があります。例えば、心臓の手術例の報告がたくさん掲載されていますが、ウィリアムズ症候群では心臓の手術を必要とするほど重い循環器疾患は少ないと思われます。あえて心臓手術の報告を掲載しているのは、ウィリアムズ症候群の患者に接した事がある病院や医師の名前をお伝えしたいためです。


いろいろ問題はありますが、何も情報が無いよりはあったほうが良いと考えて、このノートを作成しました。このノートをお使いになるときは、以上の点に十分注意してください。御自分の目と耳と知識と、知り合いの方の情報も合わせて、総合的に判断されるようお願します。


また、それぞれの資料の著作権を尊重していただくようお願いします。

■ スマートフォンからの利用

ウィリアムズノートは文字コード（Shift_JIS）で作成されていますが、ファイルにはそのコードを明示的に指定してありません。このため、スマートフォン等でご覧の場合は文字化けをして読めない可能性があります。TOPページやそこからリンクしているいくつかのページと最近追加した資料からはスマートフォン等から読めるようにしましたが、全部の資料を修正するのはあきらめました。申し訳ありませんが、読めない場合はアプリの設定で文字コード判定を自動で行う「エンコード自動検出」などに変更するか、コードを自動判定するアプリ（『ドルフィンブラウザ』など）を利用してください。どうしても文字化けがなおらない場合は、資料番号をお知らせ頂ければスマートフォンから読めるように資料を修正します。

「ウィリアムズ ノート ２８」のページ数が多くなりすぎたので、「ウィリアムズ ノート ２９」を作成しました。資料の番号は「ウィリアムズ ノート２８」からの通番になっています。このため、「ウィリアムズ ノート ２９」の目次に掲載されていない資料は、「ウィリアムズ ノート ２８」以前の資料をご覧ください。

V3.1までは、「ウイリアムス症候群」と訳してきましたが、V3.2以降は、英語の発音に近い「ウィリアムズ症候群」に変更しました。これに伴いノートの名称も変わっています

2000年にプロバイダーのソネット上にウィリアムズノートを公開してから2021年1月にサーバを移動するまでの20年間で約475,800回のアクセスがありました。多くの方にご覧いただいたことに感謝します。

このノートを作成するにあたり、資料を送っていただいたり、原稿を入力していただいたり、和訳を御手伝いいただいたりした方々への感謝をこめてお名前を紹介させていただいています。いろいろな理由からお名前を紹介できない方もおられます。また、これらの方々はこのノートの編集方針や内容にはまったく無関係です。