卵巣にできた両側性バーキットリンパ腫:ウィリアムズ症候群の子どもの症例報告



Bilateral burkitt lymphoma of the ovaries: a report of a case in a child with williams syndrome.

Onimoe GI, Kahwash S, Termuhlen A, Gross TG, Varga E, Rose MJ.
Department of Pediatrics, College of Medicine, The Ohio State University, Columbus, OH 43210, USA.
Case Report Med. 2011;2011:327263. Epub 2011 May 26.

10歳のウィリアムズ症候群の女児は2か月にわたる疲労感、体重減少、両側性卵巣腫を呈した。病理組織、免疫表現型、細胞遺伝学面の研究を行った結果バーキットリンパ腫であるとの診断結果を得た。これら2種類の疾病の合併は確立されていないが、文献によれば本症例はウィリアムズ症候群患者におけるバーキットリンパ腫の3例目である。

ウィリアムズノート註釈:バーキットリンパ腫の症例は、資料3-X-49『ウィリアムズ症候群とバーキット型リンパ腫:多臓器疾患と悪性腫瘍を併発した子どもの一例』を参照。

(2011年6月)



目次に戻る