バークシャーヒルズ音楽アカデミーからのニュース
アメリカのウィリアムズ症候群協会(WSA)の会報に掲載されていた記事です。資料番号
6-2-05(寄宿型音楽アカデミー開校のアナウンス)
や6-2-09(キャンプ情報)も参考にして
ください。
(2002年1月)
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News from The Berkshire Hills Music Academy
"Heart to Heart", Volume 18 Number 3, September 2001, Page 19
2001年9月23日、バークシャ―ヒルズ音楽アカデミーが正式に開校しました。アメリ
カ及びカナダ出身の18歳から28歳までの14人の学生(内12人がウィリアムズ症候群)
が最初のクラスメートになりました。将来的には、各学年20人、選択性で職業訓練として
3年目の学生が10人の合計50人まで生徒を増やす予定です。
アカデミーの学生は、プロの音楽家としての能力や自立する技能を獲得する以外に、
読み書きや数学などの基本的な学問の能力を伸ばす授業も受けます。どの分野であろうと、
カリキュラムには音楽が取り入れられています。この学校は、一般教養あるいは音楽とヒ
ューマンサービスに関する2年分の卒業証書を発行します。
アカデミーは音楽を利用して学習を促進する数学のカリキュラム開発に関してウィリ
アムズ症候群協会から助成を受けています。コネチカット大学(University of
Connecticut)で行われている音楽と心の研究プログラムに参加している生徒を教えている
数学教師兼音楽家のスコット・ビオール氏(Mr. Scott Beall)がこのプログラム開発のた
めに雇われています。
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