続々:ウィリアムズ医師はどうしているのか



資料番号X-1-12「ミステリーは続く : J.C.P Williams医師はどこにいるのか?」をご覧になったジャネット・フレイムのファンの方からのお知らせです。ジャネット・フレイムの著作自体やマイケル・キングが書いた彼女の伝記は邦訳の予定がないそうです。ジャネット・フレイムは今年亡くなりましたが,ノーベル文学賞を受賞するといううわさがあったそうです。

(2004年5月)

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ジャネット・フレイムの伝記に納められた写真の中にウィリアムズ医師の姿を見つけ、思わずメールさせて頂いております。

HP上のウィリアムズ医師に関する記述に、医師とジャネット・フレイムとを引き合わせた人物として名前が出ていたE.P.ドーソンという女性と、二人でいっしょにフレイムの著書を手に話をしているところでした。この写真はカメラ撮影のために二人がそういうポーズを取って用意しているところをフレイム自身が撮影したもので、伝記の発刊に当たってフレイム本人が提供したものとありました。撮影の時期については記載がなく、1967年から約2年間のいずれかの時点で撮られたものと推察されます。

写真は家の入り口みたいな場所で取られたもので、白黒ですが表情や衣服から陽射しの強い天候の良い時期に撮られたものであることがうかがえました。

ウィリアムズ医師は無地の白っぽい開襟シャツにグレーかダークベージュっぽく見える膝上丈のズボン(探検家とか自然を撮る写真家なんかがはいているような感じの…、オーストラリア兵もあんな半ズボンを履いていたような…)を着て、セルロイドの黒っぽい丸みを帯びたフレームの眼鏡をかけていました。ウィリアムズ医師は背が高くほっそりした人物で頭が小さいからか、細いからそう見えるのか、ひょろりとして15頭身くらいありそうな感じでした。

白い歯を見せて明るい笑顔で写っているのがとても印象的でした。正面の2本の前歯の間がちょっとすき気味なこともあり、スマートな好青年というよりも地味で真面目で朴訥としながら愛嬌のある笑顔からなんともいえないチャーミングな印象を受ける好青年という感じでした。

髪の色は黒やブルネットより明るいように見えましたが、金髪ではなさそうでした。髪の毛は、流れにそって自然に何となくうねるような感じで、いわゆるカーリーヘアではなく、それをやや左で分けて流している、襟足の短い少年のようなヘアスタイルでした。髭はなく、全体として本当に少年のように若く見えました。



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