Williams症候群の行動特性と支援 −ゆたかな成人期をめざして−



 この資料は公開授業で配られた紙の資料を再入力したものです。富和先生のご好意で公開させていただきます。

(2006年10月)

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 講演記録、質疑応答の内容を含めた講演資料がインターネット上で公開されています。

(2007年10月)

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京都大学大学院医学研究科 公開特別授業 講演資料
平成18年9月4日、京都大学医学部芝蘭会館稲盛ホール
講師:パトリシア・ハウリン先生
(精神医学研究所IOP/ロンドン、臨床児童心理学教授)
日本語訳責任 富和清隆

パトリシア・ハウリン(Patricia Howlin)先生 ご紹介 【主な研究領域】 【主な翻訳著書】
ウイリアムス症候群とは
主症状
7番染色体
(図は省略)

狭窄:血液が右心室から出る部分が狭まっている。狭窄の程度が強ければ強いほど右心室は肺へ血液を送り出すために一生懸命働かなければならない
肺動脈狭窄
顔貌の特徴
成人期の研究報告
成人期追跡研究 *(Howlin, Udwin and Davied, 1998)
小児期を対象とした研究(Udwin)に比べ多くの行動面の改善が明らか
その他の問題:改善がほとんどない、または幾分増大
知能指数(IQ):小児期より高い
しかし、適応能力や学力は期待されるより低い
  (ヴァインランド評定尺度 Vineland Ascleによる)  表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
他社に依存する割合が高い 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
ほとんどが親と住む 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
日中活動の場は限られている 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
交友関係は豊かとはいえない 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
過剰な親しさ
精神保健上の問題 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
主な心配事(20才代半ばの子を持つ親)
30〜40代の人の親の逸話的報告から
今回の研究
主な質問項目
対象者の一般的特徴
診断
初期の健康問題 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
健康問題の種類
成人期の健康問題 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
成人期の健康問題
成人期の健康問題
教育
教育
住んでいるところ 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
居住について
就労
雇用に関する満足感
日々の生活
言語、読み書きの能力、親の評価
好きな本や雑誌の種類
自助力についての親の評価
自助力 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
自助力・食べ物 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
家庭外の活動 表中の数値は資料のグラフを目視で読み取ったため誤差が含まれている可能性がある。
精神保健上の問題
成人期精神保健面の問題:まとめ
期精神保健サービスに関する満足感
最近では期精神保健問題に焦点を当てた研究が多い
経年変化
親の評価:全般的成果(* 有意差>.05; **>.01 ;改善/悪化)
親の評価:緒能力(有意の変化なし)
結論
全般的な問題
全般的所見
親の心配
親の心配
プラスの所見
しかし
今、必要なこと


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